野村園 園主の野村翔一です。
皆様、スーパーマーケットやお茶屋さんでお茶を買う時、どのように選んでいますか?
値段、、人気、、店員さんのおすすめ、、
茶袋のデザインや商品名、値段だけという限られた情報から選ぶこともありますよね。
実際買ってみて、中身のお茶が思ってたのと違った!なんてことも💦

野村園でも数種類のお茶を販売しており、一見どのような違いがあるのかわかりにくいです。。というかよく見てもわからない。
そこで、野村園のお茶について園主のこだわりやおすすめの淹れ方とともに、書いてみようと思います。

左から特上煎茶、上煎茶、煎茶

より上質な茶葉から造る 特上煎茶🍵

当園の特上煎茶は、摘採初日のごく柔らかい新芽のみを厳選して摘み採り使用しております。
若葉の香りと濃厚な甘みを存分に楽しめる高級煎茶です。


一度沸騰させたお湯を60℃程まで冷まし、じっくり時間をかけて淹れてみてください。
その旨味は、リラックス効果抜群です。
(緑茶の旨味成分をテアニンといいます☺)

自分へのご褒美や大切な方への贈答用にもおすすめです。

こんなシーンにおすすめ 

・自分へのご褒美に

・気持ちを切り替えたい時に

・大切なお客様へのおもてなしに

《特上煎茶の風味バランス》
  甘味 ◆◆◆◆◆
  渋味 ◆◇◇◇◇
  香り ◆◆◆◆◇

《おすすめの淹れ方》
○湯量 70cc
○茶葉 3~4g ティースプーンやや山盛り一杯程度
○湯温 60~70℃
○抽出時間 90~120秒

風味バランスの良い 上煎茶🍵

一番茶には栄養成分がたっぷり含まれています。
その中でも健康効果の高い「カテキン」を多く含む、
程よく成育した茶葉を使用して造るのが上煎茶。

70℃程まで冷ましたお湯で淹れれば、
甘味の中にほのかな渋味をバランスよく感じるお茶に。
熱湯で淹れれば、渋味の強調されたカテキンたっぷりのお茶に。
淹れ方によってお好みに合わせた風味をお楽しみいただけます。

普段使いから贈答まで幅広くおすすめです。

こんなシーンにおすすめ 

・お茶の健康効果を取り入れたい毎日に

・気分によってお茶の淹れ方を変えて、風味の違いを楽しみたい

・どのお茶を選べばいいか迷った時にも!

《上煎茶の風味バランス》
  甘味 ◆◆◆◆◇
  渋味 ◆◆◇◇◇
  香り ◆◆◆◇◇

《おすすめの淹れ方》
○湯量 70cc
○茶葉 3g ティースプーン普通盛り一杯程度
○湯温 70~80℃
○抽出時間 60~90秒

熱湯で淹れるとカテキンがより多く抽出されます。

毎日飲みたい 煎茶🍵

“毎日飲みたいお茶”を目指して造った一番茶のみ使用した煎茶。
後味すっきりでどんなお食事にも相性良く、飲みやすいお茶に仕上がりました。
熱湯で淹れれば、程よく渋みも感じられ狭山茶らしい濃い味をご堪能いただけます。

日常のお茶でありながら、一番茶のしっかりした味わい深さも持ち合わせた煎茶です。

こんなシーンにおすすめ

・食事中にお茶が飲みたい時

・熱湯でさっぱり飲みやすいお茶が欲しい時

・里帰りした時に飲んだあの味に会いたい時

※シーンは園主の感想です

《煎茶の風味バランス》
  甘味◆◆◆◇◇
  渋味 ◆◆◆◇◇
  香り ◆◆◆◇◇

《おすすめの淹れ方》
○湯量 70cc
○茶葉 3g ティースプーン普通盛り一杯程度
○湯温 80~90℃
○抽出時間 30~60秒

熱湯で淹れると、カテキンがより多く抽出されます。

その他にこんな煎茶もございます。

お茶の木に覆いをかけ(かぶせ)日光を遮って育てた“かぶせ茶”

高級かぶせ茶 翠 -SUI-

遮光することで茶葉の葉緑体が増え、濃い緑色となります。
また遮光により、旨味成分がたっぷり茶葉に残ります。
深く濃厚な高級仕立ての味わいをごゆっくりとお楽しみいただけます。

自然萎凋(しぜんいちょう)して造った萎凋茶(いちょうちゃ)。

香茶(かおりちゃ)

自然萎凋とは、摘みたての茶葉を、天日のもとや屋内で薄く広げて萎れさせ、ごく僅かに発酵させること。
この段階を経てから製茶することで「萎凋香(いちょうか)」という花香にも似た、華やかで豊かな香りのする緑茶に仕上がります。

いかがでしたでしょうか。
あくまで野村園で販売しているお茶の比較ですので、他店と比べると違うところもございます。
野村園の煎茶をお選びの際、今回の記事が参考になれば嬉しいです。
もちろん「飲まなきゃわからない!」は絶対ありますので、店頭にてご希望の煎茶をご試飲いただいております。
お気軽にお越しくださいませ。

自園の茶葉から自工場で造る自家製狭山茶。
多くの方の日常に寄り添えるお茶になれば幸いです。

自園で育て、加工し、自家製パッケージで作った
大切なお茶を、
ひとりでも多くの方に味わっていただきたいから。
野村園は、あなたにそっと寄り添えるお茶屋を
目指しています。

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